書を楽しみましょう！「書道香瓔会」があなたの書作をサポートします。

【祇園祭】京都市指定有形文化財長江家住宅企画「屏風祭」が終了しました。
と　き／７月14日(日)～16日(火)
ところ／京都市指定有形文化財長江家住宅

京都祇園祭に行ってまいりました。


歴史と伝統ある祇園祭に、
一書作家として微力ながらも参加させて頂けましたことは、
本当に夢のようで光栄なことでした。
関係した皆様に心より感謝申し上げます。

また暑い中、遠路たくさんの皆様にご高覧頂き、感激しました。

長江家住宅で飾っていただけた作品６点のうち、
ポストカードになった作品３点を以下ご紹介いたします。

①長江家住宅屏風祭
骨董の大ぶりな金の扇が手に入り、屏風祭のタイトルを書かせていただきました。


②屏風祭に必ず活けられるという「ヒオウギ」の花の実が「ぬばたま」ということで、
ぬばたまに因んだ古今和歌集を書いてほしいというご依頼で書かせていただきました。
扇は、宮脇賣扇庵の美しい逸品です。


③源氏物語、朝顔の段から歌を2つ書かせていただきました。
源氏物語の中で、朝顔の姫君の歌が
「青鈍色の紙に柔らかな墨跡でたいそう趣深く見える」とあることから、
その風情を感じ、朝顔と光源氏の贈答歌を書かせていただきました。


あのお囃子の音色や、町全体の華やいだ様子に、まだまだ浸っております。


皆様本当にありがとうございました。

（原 奈緒美　記）