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香瓔ニュース

2025 北陸B地区金沢かな書道研修会報告

2025年03月17日研修会
日 程:2025年3月15日(土)
会 場:金沢勤労者プラザ(金沢市)
講 師:野村 崇先生
テーマ:関戸本古今集を学ぶ/自由作品の添削

寒の戻りで風のとても冷たい一日でしたが皆さん元気に参加されました。

まず、書きたい気持ちを抑えて
◎基本について…
・美しい墨色を得るため硯の手入れが大切
・墨は粒子の細かい「かな用」で10年以上経過した物が良い
・筆は握り締めないで掌の中に空気を入れて
・書く姿勢 右肩の前で
・筆管が右に倒れないように (知らず知らずのうちに倒れている事がある)等々
基本であるが故に忘れがちな点をご指摘頂きました。
書き始める際に毎回自身でチェックしたいと思います。


◎古筆 「関戸本古今集」について…
・静的な古筆(高野切第一種)と動的な古筆(本阿弥切等)の中間の時代の古筆なので「静」と「動」両方の要素を併せ持っている
 実際見てみると確かに静かな所、激しく動いている所が混在しています。魅力的な箇所が次々と目に入ってきて嬉しくなってしまいました。
・更に側筆を使った横線、粘りのある途切れない線など学び取るべき技術がたくさんある事を気付かせて頂きました。
 関戸の魅力、重要性を改めて感じました。


基本から作品作りのヒント、そして「何故書くのか?」という要諦まで ご自身のお考えや体験談を織り交ぜながら分かりやすくお話し下さいました。
特に講座のまとめで仰った「書かずにはいられない強い思いに突き動かされて書く」という一言に胸が熱くなりました。

◎「自由作品の添削」では お一人お一人の疑問や困っている点についてじっくり耳を傾け、熟考の上 アドバイスを送られていました。アドバイスを受けられた方の笑顔が印象的でした。

一日のみの研修でしたが、先生には大変密度の濃いご指導を頂きました事を心から感謝申し上げます。
また、一人の欠席者もなく無事に開催できました事を大変有り難く思います。

(北 勢津子 記)
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